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非活動的@連休

今日で連休も終わりですね、おはようございます、はやてですよどうも。

4月に入ったら「ま~ブログ更新する時間くらいはあろう」と思っていたのであるが四月前半は勤務地変更に伴う引っ越し準備でクソ忙しく、四月後半は新勤務地で環境変わっちゃったのに慣れるのに加えて新しく要らした派遣さんへの業務説明等を俺がやらねばならずorzであって「ようやく連休だ!」とヒャッハー状態になったのもつかの間、完全に売れ残ってる上世間的な28歳と比して自分の何と惨めなことかと泥沼に沈み……、止めよう。この連休で得るものが何もなかったかのようにしか捉えられんwwwwww。

ところがまぁ捨てる神あれば拾う何とやら、連休も三六時間切ったあたりで思い至りましたね。

即ち、二七年間これで来ちまったんだから今更急激な方向転回なぞ出来ないし変えるつもりもない、つーかそもそも俺にその気が皆無であり俺には俺の人生があるのであってそれに口出す権利は誰にもねぇと言うことである。

まー上記の発言を不遜だとか言われれば残念だが、僕は一般的に”青春”と呼ばれる時期を第六天魔王に売り渡す代わりに本当に自分がやりたいこと、それで飯喰っていきたい職業、それだけは絶対に譲らない姿勢を得ましたからね。他人がそれを楽しもうがどうしようが知ったことじゃねぇが俺にとって一般的に高校生から大学生の間に享受しうる“青春”なぞほぼ皆無だったのでね、俺の究極の目標が適うならそんなもん魔界を統べるものに売り払った方がマシだ。

人は人、俺は俺。

それに気付けただけこの連休は意味がありましたよ、もう二四時間切ってるけどwwwwww。

# by hayate84t | 2012-05-06 05:12 | 日々雑感 | Trackback | Comments(0) 

映画の日なので@『ストライクウィッチーズ 劇場版』を観てきたのだぜだってばよ!

『平清盛』面白いじゃん、ねぇ? はやてです今晩は。

と言うわけで映画感想2本目、『ストライクウィッチーズ 劇場版』編でございます! トゥルーデお姉ちゃん! 僕のお姉ちゃんになって下さい!!(←色々な意味で)。ええ、27歳ですが、何か? いや、諸君。そもそもフォイエルバッハの著書によれば”お姉ちゃんとは概念としての存在”なのであってね、この話は賞味期限が切れてそうだから止めようそうしよう。

待ったもクソもねぇよ、もーいーくつねーるとー状態だよ! これは新年度からも頑張って仕事頑張ろうとしてるボクへのご褒美に、違いありませんよ!(キリッ)。だってあーた! 劇場の大スクリーンでトゥルーデお姉ちゃんの後光を放たんばかりの神々しいお姿が拝め…………え~と。これは『ストライクウィッチーズ 劇場版』の感想では、ないですね。僕の何人か居るお姉ちゃんのウチ、かなり上位に食い込んでるトゥルーデお姉ちゃん俺がいかに好きかを延々書き綴る場になってますね。ハッハッハ! イヤイヤ、僕様ちゃんとしたことが申し訳ない! 今日ニパさん株が暴騰してるからそっちの話……、あ、それもいい? そうなの? そっか……。

はい。

と言う事でまともに感想を言いますけれども、基本的にあの手の映画というものはTVでやってた無印と2、出来れば関連作品全部予習して見に行かないと話が分からなかったりするんですが、まぁ俺基本的にスト魔箱押しだからなぁ。バイアスかかりまくってるからあんまりニュートラルな感想は書けないなあ、あの終わり方はニヤニヤさせられたけど

途中で気付いたんだけど、あれ多分『バルジ大作戦』何だろうなぁ。バストーニュという地名と包囲云々でちょっとほくそ笑んだり

後もっさんが最近501stの他の面子に比して、ハリウッド映画の空気纏ってる気がするのは気のせいであって欲しいものです。なんかこう、上手く言えないんだが零観で颯爽と現れるあたり、ねぇ? 

でもBD買いますよ、宣言しちゃうけど。

『ストライクウィッチーズ』はもう愛していますね、もうねええ。

大好きだよ(ニヤリ)。

# by hayate84t | 2012-04-01 21:02 | Trackback | Comments(0) 

映画の日なので@『マーガレット・サッチャー~鉄の女の涙~』を観てきたぜ!

と言う事で久々の映画の感想、しかも珍しくまだ公開中の作品というタイムリーさ。珍しいこともあるもんだ、はやてです今晩は。

本当は今日は昨日仮組みしたハセガワ1/72、オレンジラインの陸軍四式戦闘機『疾風』を弄くったりしようかと考えていたのであるが、よくよく考えてみれば今日は4月1日であり新年度の始まりであり1日なので映画の日だなあ……と思い至った故、ぱぱっと身支度し池袋まで出張った次第。まぁアレですよ、相も変わらず変なところで行動力がある僕様ちゃんですよ

元々今劇場公開中の映画だと『ストライクウィッチーズ 劇場版』か『マーガレット・サッチャー~鉄の女の涙~』しかねぇという、……なんつったらいいのかね? 少なくとも俺の琴線に触れる映画がこの2本しかなかったため一つの映画館でハシゴ鑑賞しようと思ったら池袋しかなかったため、久々に池袋で映画鑑賞と洒落込んだ始末。

そんでまぁ最初に観たのが『マーガレット・サッチャー』だったのでそっちの方から書きますが、まずビックリしたのが30代未満が恐らく俺を入れて10%居ないシアター内の状況。何でだろ? カレンダーの並び的なものもあるのかしら? それとも若い層にはアピール力が足りなかったりするんじゃろうか……、ちらほらいらしたけれどね、俺より若そうな方。

映画の内容に関しては……、こんな簡単に言って良いのかと思うが一番分かり易いからこう言うけど『TITANIC』と同じっちゃ同じですよ。”認知症を患ってる老婦人が過去を回想する話という点においては”ね、ただ彼方はフィクション此方は(恐らく)ほとんどガチノンフィクションな訳なので別物なんですが、作品の構成としては似ているなあと思いました。

内容について子細に述べても構わんのですが、そうすると辞書見てぇになるので止しときますが簡単にまとめると。

ご主人のデニス・サッチャー超イイ旦那さん!! 多分あの人と出会わなかったら大英帝国首相マーガレット・サッチャーは誕生しなかったと思う、内助の功という言葉があるがその例えとしてデニスの話をしてあげて! 俺は男として思うが肉食だ草食だ言う前に男達よあああれ! と思わずには居られませんよ。まぁ、そんな素晴らしいご主人と結ばれたことが後にマーガレットを……。

フォークランド紛争でHMSシェフィールドにエグゾセミサイルが突っ込んで一瞬海面に衝撃波と共にでかい波紋が広がり、爆煙!! ひゃっふ~!! 脳内麻薬出まくり~!!

……失礼。

後はトレーラーでも有名な『闘わなかった日は1日もない云々』の行、あそこアメリカの国務長官と会談してるシーンだったのね~。確かにあのシーンは映像としてみると物凄い迫力がある、メリル・ストリープの女優魂。

そこんところかな? 細かくツッコミを入れると現在と過去の時系列がちょこちょこ行ったり来たりするところがあるんで若干ストーリーに入り込みにくかったかなぁ? があったのと事前に聞いていたので対処できたが専門的な話になった途端に字幕としゃべってる内容(当然英語ですがある程度は分かります)が……。もう専門性の高いジャンルの映画の字幕監修辞めればいいよ、あの人。位かなあ、後者は完全に日本の配給会社が字幕監修担当者の人選をミスしてるだけだからまぁ、ね。

映画観て思いましたけどね、フォークランドで戦死した兵士の母親へ手紙を送ったのは同じ母親で痛みが分かるからとか、政治家でありながらも母であり妻であることを捨てなかったの部分のみ強調されますが、それ以上にマーガレット・サッチャーという人は野心と上昇志向の固まりだったんだと思いますよ? そうでなければあの血まみれの女王国である大英帝国初の女性首相になど、なれない。

面白くはありました、”ただ面白いだけの映画”じゃないスけどね。

下手に事前知識つけていくと俺みたく穿った見方をしちゃうのでするっと見に行くことをオススメしますよん♪

# by hayate84t | 2012-04-01 20:31 | 日々雑感 | Trackback(1) | Comments(0) 

いよいよ@7年目突入だというのにorz

ヴログの更新をサボりすぎだこの人豚! 誰が人豚じゃゴルァ!! はやてです今晩は。

いや~、なんなんでしょうね。ビックリしますね、去年の10月くらいからほとんど放置状態とかどういうことなの……?

まぁ色々有りましたよ、色々、な

俺をXperi子に寝取られたREG子事件(スマフォの機種変)とか、昼ドラ風に書いてもいいが誰が特をするんだつーこってね。まぁご要望があれば書きますよ。

あんまりムチャクチャ言ってくるもんでライターの方辞めちまったしな、そんなころころころころ契約内容変えられて対応できるわけがねぇだろうが、なめとんのか。

ん、まぁそこいら辺も含め昔見てーに1日複数回更新は無理としてもせめて更新しない週がないくらいにはぽつぽつ書いていこうかと思いますよ。

仕事させて貰うようになって1年たっちゃったからねえ……、大学中退ニート豚が派遣社員とは言え職にありつくまでの道のり等、ぼちぼち。

取り敢えず一切の縛りもない代わりに金も入らないから好き勝手書くぞゴルァ!!

この年度末の中途半端な時期に再開仕様とするあたりがまたね、実に俺らしい

# by hayate84t | 2012-03-26 19:43 | 日々雑感 | Trackback | Comments(0) 

それはまるで@嵐のように……

この前の日曜日、8日の事である。

「去年思ったほど距離稼いであげられなかったし、今年こそ姫様とキャッキャウフフ(←ツーリングの事です、念のため)をしなければ! れば!!」と言う事でミーネ姫様と遠乗り初め、略して姫初めを敢行するべく起床後コーヒーなど飲みつつ道路地図を睨む。

下手な遠乗りはNGだ、10月に三笠公園に行った時もその浅はかな考えが悲劇を招いたのである。幸いな事に三連休の中日なので都内の車の通行量も普段に比べれば少なかろうと予想できたので第一目的地を行きつけの木場のプラモ屋、第二目的地を錦糸町から鹿浜に引っ越したバイク屋に定める。

ちゃっちゃとシャワーを浴びライディング用の装備一式を身に着ける、ジャケットは御徒町の中田商店さんで買ったスウェーデンサープラスのライナー付ミリタリーライダース。ブーツはABCマートで買ったステファノロッシのレースアップブーツである、『それがライディングギアかよ!?』と突っ込まれそうなものだが履き心地も良く、皮が柔らかいためとてもよいモノである。おまけに普段履きにも使える。後下はジーンズ、それに真っ白なボタンダウンシャツにネクタイを締めれば出撃準備完了である。

……はい? はい、ボクは姫様と走る時はネクタイ必須ですが何か? 

まぁ、好きなモノを着て乗ればよいのだ、単車などと言うものは。

そして姫様のおわすバイクヤードから姫様をゴロゴロ押して周囲に住宅がないところへ、キック一発。快調にエンジンが、回らない……。セルも、キックもまるでダメ。「どうしたモノか……」と思っていて、はたと思い至る。

「ああ、チョーク引いてねぇや」と。

チョークを引いてキック二発、何事もなかったかのようにエンジン始動。まぁ冬だからね、仕方ないね……。

それなりにアイドリングしたつもりだったのだが一回エンスト、あな恥ずかしや。

いきなり幹線にでるのは無謀に過ぎると思ったので、一旦給油後日暮里の住宅街をペケペケ走る、当然のことながらエンジン暖めるのも兼ねて。

程良くエンジンも暖まった頃合いに昭和通りを横切って国際通りに入る、流石浅草近辺とあって乗用車はそこそこだがタクシーが多い、鬼のように

途中寿三丁目近辺にて姫様の走行距離が200㎞ちょっと超えたので、速効で歩道によってエンジン切ってゴロゴロ押して歩道に入り記念撮影。



200㎞、まだまだひよっこだけれどよろしくね? お・ひ・め・さ・ま(はぁと)

その後、厩橋を渡り三つ目通りに入る。ひゃー、なんか車少ない~、走りやすい~。

そんで第一目的地木場のプラモ屋に到着し、軽く冷やかし。

だが今日はコレで終わりではない、いよいよ荒川を超え未踏の地、鹿浜に向かわねばならんのである!!

木場から尾久橋通りまではいつものルート、東向島と吉原周辺を通過し日暮里駅前で尾久橋通りに入る。ここから先は確か一本の筈なのでそのままとろとろ走っていたの、だが!!

扇大橋渡り終える直前で入る車線を間違えたので再び一旦歩道。

その時の写真が、これだッ!!





姫様、矢張りあなたは、美しい。

さて一通り気持ち悪く脱線したところで、元に戻るのだが!!

今度はバイク屋が見つからないorz、暫く迷ってようやく発見。ちょうど社長さんが出て要らしたので年始のご挨拶と年をまたいでしまったタコメーターの件をお願いする。

しかし、広い……。だだっ広い空間に無数のロイヤルエンフィールドが並んでいる、壮観、その一語に尽きた。

一通り見て回ったので煙草を吸わせて貰おうと灰皿の方へ、煙草を取り出しながら聞いている限り整備台に乗っているアイアンエンジンのブリット350に火を入れるところらしかった。

煙草を咥え、ライターを探している時、メカニックさんがキック一発。ブリットの心臓に火を入れる。



そのイグゾーストを耳にした瞬間、心臓を鷲掴みにされた。



全身の血が、沸騰したのかと思った。


こんな、こんな魂を掴んでぶん回すみたいなイグゾーストを奏でる単車、俺は知らない。


と言う気持ち悪いのは置いといて

後でメカニックさんとお話ししたところ、矢張りマフラーはショートとのこと。その所為もあったのね。アイドリングの時にご近所に迷惑がなぁと思っていたのだが、俺が狙っているトライアンフタイプでもフルスロットルでぶん回さない限りそこまでではないとの事。後はキャブの話も伺ったが、少なくともまだ心臓に手を入れる時期ではなかろう、トライアンファルマフラーは、別だけどな。

んでとろとろ帰宅と。

今年のはつもりはこんな感じでしたよん、と。

# by hayate84t | 2012-01-10 21:50 | ロイヤルエンフィールド日記 | Trackback | Comments(0) 

まさかこんな事になるなんて@思いもしなかったんです……冬2012

まぁ考えても見てくれや皆の衆大学7年半行って自主退学して半年仕事探して決まらなかった男がいきなり派遣社員の仕事が決まった上に額は兎も角として筆で金貰える身分になれるなんてオカシイダロー! そんな意味でね、昨年は俺個人に関して言えば超なっげぇトンネルをようやく抜けた年だったんですよ。世間的にはろくな事がなかったがな、冗談抜きで。お久しぶりですね、寂しかったんじゃないのかい? 子ネコちゃん達? はやてです今晩は。

正月早々に去年の話するのもアレだけどさ、一昨年の暮れに「俺はもう終わりだ」と思ってたクソ豚翌年の暮れに浅草のオサレバーのカウンターのスツールに座ってカクテル飲んでる思わんだろーよ、常識的に考えたらよ。約半年の間に何があったんだろうね、一体ね。人生って不思議

全く人生は驚きに満ちているね、会社の納会でえれー人に『池内、お前はどす黒い』と言われても笑って流せるね、「またまた美味しいところを持って行くのが上手でらっしゃる」なんつってね。

矢張りそれなりのポジションにいる方には分かるんだろうね、俺の闇が

まぁお屠蘇気分なのをいい事に淫辱の宴の妄想の話とかしてもイイだけど、やめましょう。折角の家族の団らんがね、壊されちゃうからね。大丈夫、一昨年の俺は多分書いていたが今の俺はマイクロの単位では成長しているので書かない。

今日は行きつけのプラモ屋に年始のご挨拶、明日は姫様と久々の遠乗り、明後日は無神論者のクセに初詣、そして仕事開始!

上司から『4日みんな休むからマジで頼む!』と言われてしまったのでマイクロ単位での成長を遂げた俺はバリバリやるぜ~? 超仕事するぜ~?

午前中は、ね。

と言う事で諸々事情もありましてブログの方も出来うる限り更新していく所存ですので宜しゅうにノシ。

いくらか発表もあるので1月の早い内に出来ればな、と。

気付けばこのヴログも6万ヒットを超えておりました、ありがたやありがたや(なもなも)。ろくな事描きませんがよろしゅうにお願いいたします。

それでは2012年も何卒一つよろしゅうに。

# by hayate84t | 2012-01-01 18:06 | 日々雑感 | Trackback | Comments(0) 

マッチボックスとエアフィクス新金型ラインナップについて思う事

仕事の帰りには気が向くと木場のピンバイスさんによるのであるが、ある時72航空機キットの棚を物色していて「おや?」と思った。

有名なエアフィクスの赤箱の中で1つだけ箱の形状が違うものがあったのである、あの、ほら。昔のスケベゲームの箱見たくなってるヤツだよ! (←みんな余計に混乱するわ)、上蓋と箱に別れているものではなくて、横開きのパッケージになっているヤツがあったのである。

機種はスピットファイアMk1a。

イギリスのメーカーなら気合い入れるだろうなあ、と思いつつも以前エアフィクスのアルバトロスDⅤを買って帰って箱を開けたときの衝撃を思い出して、渋い顔をする俺。

それまで俺が組んだ事のあるプラキットと言えば外枠のランナーの中にパーツが配置されているTHEスタンダートプラモデルだった、少なくとも幼稚園くらいの時にハセガワの72紫電改を買って貰って箱開けたらそうだったのでもう20ウン年そのスタイルなんだと思って居たのである。

が、しかし。

エアフィクスの72アルバトロスは所謂“クリスマスツリー型”配置、要するに幹になるランナーが1本通っていてそれから葉っぱが生えるようにパーツがくっついている状態だったのだ。浅学な俺はそれを知らずに買って帰りビックリ仰天、と。まぁ無知というのは恐ろしいもんである事よ。

しかし気になった、理由は単純である。

72の大戦機キットとしてはあり得ないくらい安かったのだ。

今の小学生の毎月のお小遣い相場を俺は知らんが高校三年時の俺の小遣い(月初支給制)だと一個飛行中隊組めたんじゃないか? まぁその額を貰ってた理由は主に参考書等の購入のためなのだが支給時に使途を限定されなければどうなるかは高校三年時の俺も高級官僚も同じである。

閑話休題。

まぁ兎も角昨今の厳しい経済状況を考えても多分小学生諸君でも買えますよ、あの値段設定なら。

しかしまぁいくら安くても再版キットで年期が入ってたりすると俺みたいに箱開けて衝撃を受ける羽目になるのであるが、気になるものは気になる。

意を決して店長に「コレってパッケージ違うけど新金型かなんかなんスか?」と尋ねると『よく売れた』との返答、まぁ売れるだろう。なんつっても“スピットファイアだから”な、Bf109でもFw190でもそうだがなまじバリエーションが多いからファン層が分厚い。とりわけスピットファイアのMk1aならB.O.Bで善戦したタイプである、前の晩に『空軍大戦略』でも見ていれば一発だろう。俺がツーリングに行く前の晩には『大脱走』を見ないのと逆だね、無駄にフェンスを跳び越えたくなるね、スティーブ・マックイーンばりに。

……また話が逸れた、そんで話を聞いてみると矢張り新金型だとの事。組むのにストレス感じないのなら俺の“スピットファイアバージン”をエアフィクスに捧げるのもよろしかろう、てんで手間をかけるのを承知で中を確認させて貰う。

……暫し無言、本当にあの値段でいいのか? それが最初に頭を過ぎった。

俺は基本的に現用機はあまり好きではないので組んできたのは大戦機中心だがまぁ下手は下手なりに努力するものでアホ見てぇ数を組んでいる(東京に出てくるに当たって実家に置くにも邪魔だというのでほぼ廃棄……)、しかし当時の価格帯でもこんだけ好くできているキットにはお目にかかった事がない。

「結構モールドのラインがしっかり入ってるんですね……」、と口に出してから気付く。指定の塗料と元の金型作るときにもうハンブロールのエナメルを使う事を想定してあるんだ、と。エナメルだからエアブラシじゃなくて筆塗りで仕上げる、だからあのくっきりモールドなんだ、わざわざ二度手間のスジ彫りをしなくていいように。

極めつけはパーツ点数、72航空機だと小さい部類に入るランナーに必要最小限のパーツ、それが2枚のランナーに納まっている。

そりゃー飛ぶように売れたろう、極端な話、俺に子供がいて大戦機のプラキット組ませようと思ったら多分これが一番最初に買い与えるキットになるだろう。

久々に機体に惚れたとかメーカーに惚れたじゃなく、“キットに惚れた”ので当然購入し帰宅。帰宅してランナーの1枚1枚じっくり見るとやっぱり最適な塗料はエナメルなんだろうな、と思う、別にハンブでなくても好きなエナメル使えばいいと思うが。俺は手持ちのエナメルがなかったのでGSIで塗っているがブラシは使ってない、筆塗りである。前述とかぶるが恐らくエアフィクスもそれを想定してるんでしょうよ、エナメルはムラになりにくいから昔は俺も船も空モノもエナメルだったし。それにあのモールドを生かす事を考えると筆塗り、しかもエナメルなんだろうなあ、ラッカーよりも。

で、その後に出た零戦21型筑波航空隊は入荷当日にたまたまピンバイスさんにお邪魔していたので速効で購入。ホビーショー(幕張)で確認してはいたがとてもよくできている、というかスピットと同価格なので日本メーカー駆逐されかねないぞ、これ。いや、マジで。

んで、話は変わって先日ハセガワの“しんかい6500”を予約していたのでピンバイスさんを訪れた折、店長と話していてたまたまマッチボックスの話になり、「浅学ながら実物見た事がない」という話をしていたら店頭在庫で置いてありまたまたお手間をおかけしてキットを見せていただいたのだが、俺は“所謂マッチボックスキットに関する評価が見当違いの事を言っている”と言う感想しか持たなかった。と言う言い方は非常に分かりづらいのでもそっと簡単に言うと、「なんでこんなによくできてるのに悪評言って回るヤツがいるんだろう?」である。

所謂深いモールドに関しては当時一般的だった塗料がエナメルで、エアブラシなんかも普及しておらず筆で塗るからあれくらい深くないとモールドが埋まるからだというのはその前にエアフィクスのスピットと零戦を見ていたからすぐ気付いた。店長曰くランナーがカラフルなのは子供が色を塗らなくても持って空中戦ごっこ等で楽しく遊ぶためだとの事、そしてストレートで組んでも実に映える、コレはモールドも含めてと言う事だった。

それでまぁなんの話になるかというと所謂マーケティングの話になるんだと思うのだよねえ、俺は。

マッチボックス、バンダイ、それからエアフィクスの新金型、この辺は非常に綿密に諸々のリサーチをやったんだと思いますね。バンダイいきなり出てきたけど理由は後述。

まずマッチボックスを参考にしてバンダイは“ガンプラ”をやったんだろうね、の理由は模型製作で皆が一番悩む“塗装”のステップを“省いても構わない”製品にしたと言う事。俺はガンプラを組んだ事はないけど弟が昔作ってたのを見た事があるからランナー毎の複数色成型だと言うことくらいは知っていますよ、そんで組んでましたからね、家の弟ね。塗装はいきなり入る人には(大人だろうが子供だろうが)ハードルが高いし少額ながら揃えるものは多いし、ご両親にとっては“部屋を汚される”等々があるからあまり歓迎されない。だったら製品企画段階で“塗装を省いても見栄えがする製品にする”と言う共通認識の下製品作りを進める。ただあくまで塗装“しなくていい”訳ではなく“上級者は塗装すればもっといい仕上がりになります”と言う状態で製品作って店頭に並べる、そうすると同じモノを作ってる子供の間にも差がついてきて必然的にキットも関連商品も売れる。後年TAMIYAがミニ四駆でやったけれど旨いやり方だと思いますね。

マッチボックスとエアフィクス新金型の共通点というか類似点はユーザー層が多い塗料は何かと言う事を考えてるんだろうな、になりますかね、エアフィクスはハンブロールと同じ傘下にあるからハンブロールを押さざるをえない状況にあるとしても。『プラモデルを作るのは好きだけれどそこまでお金はかけられない』という状況の人は老若を問わず沢山いらっしゃるわけで、そうなればやれコンプレッサーだの塗装ブースだのエアブラシ本体にしても何ミリだのは揃えられないし、その金があればプラモ買いますになる。その点エナメルは筆で乱暴に塗ってもムラになりにくい(個人的感想)し、筆で塗るから必要なのは筆と塗料皿くらいか? 換気は窓を開ければいい。そこまで考えたかは別にして少なくともマッチボックスのモールドに関しては完成時のスタイリングの他に明らかに筆で厚い塗膜を作ったときに潰れない為だと俺は思ったし、73年当時には世界的に塗料の主流はエナメルだったと考えれば自ずと答は出そうなものですけれども。まぁエアフィクス新金型に関しては上記に加えてハンブロールと同傘下なのが重きをなしているかな? 

と言うようなね、事を考えねばいかんのかなあと思いますよ、最近ね。

そりゃまぁレジンや金属パーツてんこ盛りで精密に仕上げるのも一つの方法だとは思うけれど、出来ないという人はいるわけでね。そのギャップをどうやって埋めるんだというところがこれからの課題なんだろうねと思っていますよ。コレに関しては別にプラモに限った事じゃなくてなんだってそうだと思うんですがもうある程度市場動向がはっきりして居るモノではないモノの場合、視野狭窄ではいかんのでしょうね。昨今ソフトの開発(携帯アプリetc)は百花繚乱状態だから、今年度はそれで良くても年度開けたらもう通用しないかも知れない。たかがプラモと侮るなかれ、凹モールドのくっきりレベルだけで何考えてそうしたのか理由が透けて見えますねえ。

でもまぁ実際にNowスピットと零戦をGSIで組んでますけどそんなに問題は感じませんけどね、機体の塗装までは行ってないんでそれはやってみないと分からないけど。

失敗しても、リーズナブルですからね、とっても。

最後に一言、お願いだからピンバイスの店長が『アレはすごいらしい』と絶賛していたハンブロールの水性塗料、どっか輸入してくれ! 気になってしょうがねぇ!!

# by hayate84t | 2011-12-02 14:17 | 模型工房”IKEUCHI” | Trackback | Comments(0) 

はやてと姫様:その1『nameless Princess』上

 バイクヤードの前でギアをニュートラルに入れてエンジンを切る。単車から降りてメットを脱ぐと、サイドスタンドを出して小さく嘆息。

「オートロックで24時間警備、俺の部屋よりよっぽどセキュリティが整ってる」

我ながら無理をしているとは思ったが、盗難だの悪戯だののリスクを考えれば1,8帖スペースで毎月あの額なら然したる文句はない。文句らしい文句と言えばヤードの中でアイドリングが出来ないところだろうか? 

等と考えながら、電子キーでロックを解除。無機質な電子音が響き渡り、厳ついロックが解除される音が耳に入る。横開きの入り口を開き、ストッパーで止めると単車を押してヤードの中へ。ここで一度入り口を閉じ、施錠される。『あまり長時間開けっ放しにすると警備会社が飛んでくる』んだそうだ、ヤードの契約の時異様に愛想の良い年配の女性からそう言われた。

蛍光灯の光の下、東西の単車が眠っている。一番異彩を放つのが完全にレーサーレプリカな深紅のドゥカティ、一番多いのがハーレーだろうか? まぁ少なくとも単車なぞ“買ったときのまま乗るヤツなど少数”なのが常であるからして、他の単車にしてもどこかしら手が入っているのは明白だった。だがその中にあっても、

「少なくとも俺の単車が一番美人」

なのは火を見るよりも明らかだった、少なくとも、俺の中においては。

自分のスペースまで単車を押していき、ハンドルロックをかけて一息。お隣さんはハーレー883スポーツスターだったが、排気量云々別にして比較自体が無意味だろう。何せこっちは免許を取ってから5年、一目惚れしてからならば6~7年越しなのだ。

ロイヤルエンフィールド、Classic350。

イギリスで生まれ、現在はインドで生産が続けられている、日本輸出モデルの全面見直しの前の旧モデルをさして、誰が言ったか『本物のクラシックバイク』。

俺が購入したのは、完全に新規の日本輸出モデルとして設計されたClassic350。
空冷、短気筒、4ストロークというロイヤルエンフィールドの個性を生かしながらTCIシステム搭載の新型346ccエンジンを搭載した最新型だった。

モデルチェンジを経ても変わる事のないこのクラシックなスタイルに惚れて、思い続けて幾星霜。ようやく手に入ったと思った矢先に4車線道路でスリップ……。

車体にでかい損傷はなかったもののフロントのダミーナンバープレートはお釈迦、フロントフェンダーには変形と擦り傷、右のステップは歪むわハンドルバーは歪むわヘッドライトカバーは……と、そこまで考えて思わず苦笑が込み上げてくる。“よくもまぁ生きている”もんだ、俺の身体の損傷自体が擦り傷と打ち身なのが奇跡に近い。今日は仕事終わりに購入した店で修理が終わった単車を引き取ってきたところだった、我ながら大事な単車を納車から一月たたないのに傷物にしてしまうとは。ブランクがあるとは言え教習所に通っていたときに言われた『運転が荒っぽい』のは変わっていないらしい、まぁ……人間そんなにすぐ上達はしないか。

そう思いながらメットをロッカーに放り込み、ヤードの施錠を確認した俺は帰りに晩飯でも仕入れるべく家路に向けて歩き出した。



施錠と共に蛍光灯消え、非常灯が灯るのみになったバイクヤードの中。今し方持ち主が去ったばかりのロイヤルエンフィールドがぼうっと淡く光り出す、蛍火のようにゆらゆらとロイヤルエンフィールドを暗闇に浮き上がらせていた光は、やがて本体から離れバイクヤードの通路に朧気な人型を形作る。

『……やっぱり、一言言っとかないといけないみたいね』

朧気に光る人型から、呆れたようなつぶやきが漏れた瞬間、蛍火は四散し、少女が一人、立っていた。



毎度のことながら夕方のスーパーというのは何故あのような修羅場と化すのだろうか? 頭を捻るまでもない、ただでさえ混む業種の店なのに“タイムセール”とやらの所為で奥様方の血中アドレナリン指数がメーターを振り切るからだ。お盆と暮れの東京ビックサイトと同じと言えば分かりやすいだろうか? まぁ食欲と性欲、どちらも人間の三大欲求の一つだし致し方ない事ではあるが。しかしまぁ、ニラともやしと豚こまを買うのに羊腸のレジ待ち列に並ばされるのは勘弁して貰いたいものだ。バイクヤード出てからスーパーに寄っただけで1時間超経過している、行って帰るだけなら10数分だというのに……。溜め息混じりに思いながら素晴らしき我が家に向けて階段を上がる。

8畳4畳半の12畳半、光回線を始め各種インターネット回線完備、このご時世もあって地上デジタル放送にはもちろん対応済み、間取りに反比例するかのような家賃、とここまではいい。
もしそれ“だけ”の物件なら恐らく空きなどなかったろう、ただこの物件が築40年でどの公共交通機関にも遠く、洗濯機置き場はベランダ、ユニットバスはユニットバスでも浴槽は置いてあるだけ、挙句の果てには先日朝っぱらから自宅の目の前で捕り物、というステキ極まりない物件だから俺が入居できているのである。ちなみに何かしらのセールスは2日に1度はやってくる為もう慣れた

要するに、そう言う難有りの物件に住んでいるにもかかわらずガッシリセキュリティーのバイクヤードに高級な単車を所有している訳なのである、俺は。当然しわ寄せが発生しない訳などなく、1日1箱だった煙草は2日で1箱レベルまで減煙、仕事前の楽しみだった朝のコーヒーはコーヒーショップでゆるり、ではなく缶コーヒーに変更、エトセトラエトセトラ。

ちなみに俺の現状はと言えば、それなりの給料貰ってる派遣社員ただし勤務時間は午前中空いた時間でライターただし1記事100円源泉徴収引かれて90円、彼女居た事なし、もうすぐ30、博覧強記……やめよう、死にたくなる……。

それでもまぁ憧れのREを手に入れたのだから文句は言うまい、鬱屈としてもREでひとっ走りすれば翌日も頑張ろうという気分になろうというものである。

通路の奥で隣室の婆さんが“勝手に”飼っているかわいげの全くないネコが気怠そうに伸びていた、いつもの風景、変わらない毎日、別段退屈でもないがかと言ってスリルとスペクタクルに溢れているわけでもない毎日。

自宅のドアを開けても俺の日常が変わる事なぞない、帰ってスーツから部屋着に着替えたら晩飯喰って原稿書いて翌朝の準備して寝る。起きたらシャワーを浴びてスーツ着て会社、そのルーティーンが変わる事など有りえない。コレに不満があるならまぁ別だが、少なくとも今の俺には市ヶ谷で割腹自殺したミシマさんレベルの不満はなかった。と言うかむしろ“当面に限れば”今以上を望むのは無謀だろう、喰う寝るところに住むところに不自由はしないだけ恵まれてるね、全く。

そう思いながら安い作りの鍵を開け、これまた安い作りのスチールドアを開けた瞬間、

「へ……っ?」

間の抜けた声が俺の口から漏れた。

さもしい彼女なしの一人暮らしのはずの俺の部屋の上がり框に、女性が一人立っている。

しかも俺の贔屓目ではなくて、一般的評価として雑誌のグラビア飾っていてもおかしくないレベルの美少女が、若干不機嫌そうに眉根を寄せて。

# by hayate84t | 2011-11-01 20:47 | 姫と池内:バイク生活妄想編 | Trackback | Comments(0) 

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